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自宅でくつろぎながら美味しいピザを食べる

歴史から紐解く料理

串揚げ・串カツの歴史

材料を串に刺して揚げた料理は、関東では串揚げ、関西では串カツと呼ばれることが多いようです。串揚げの元祖といえるかどうかは微妙ですが、江戸時代には天ぷらの屋台が数多くありました。そこでは客が手を汚さないように、串に刺して料理を出したと言われています。文明開化以前から、庶民も揚げ物に親しんでいたわけです。 明治維新とともに西洋料理が伝わり、特にカツレツは大正時代に流行しました。これを西洋流のマナーを知らなくても気軽に食べられるよう、日本風にアレンジしたのが串揚げです。大阪で串カツの元祖を称する店は、昭和の初めごろに開店しています。以来、材料や調理法にさまざまな工夫が凝らされ、今では日本の定番料理のひとつになっています。

バリエーションは無限

関東の串揚げは豚肉とタマネギを使ったものが主流ですが、関西の串カツは肉・野菜・魚介類などを単品で揚げるのが普通です。また味付けには中濃ソースやウスターソースのほか、中京地域では味噌だれが使われますし、レモン・塩・タルタルソースなどを使う店もあります。 串揚げは庶民の味と考えられがちですが、1万円以上のコースを提供し、ミシュランで星を獲得した高級店もあります。もちろん1本100円のリーズナブルな店も多数あり、こうした幅の広さも串揚げの魅力のひとつになっています。 伝統の味を大切にする店がある一方で、具材・調味料・油など、串揚げはこだわり次第でどのようにでもアレンジできます。これからも進化する可能性を秘めた料理といえるでしょう。

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